暁いちご農園の思い
農業エンタメへの思い
農業を学べない時代
今の時代、私の住んでいる熊本県南区城南町という、お世辞にも都会とは言えない場所でも、たくさんの住宅街が建ち、通販も普通に届く時代になりました。
その一方で、昔と比べて家庭菜園や畑を持つ家庭は減ってきて、おじいちゃんおばあちゃんが農業をやっていないことが当たり前の時代に入ってきています。
では、子供たちはどこで野菜や果物を見るのでしょうか?
もちろんスーパーに行けば見ることは出来るでしょう。
魚のように、切り身が泳いでいると思われていることもなく、野菜や果物の形が分からないという人は流石に少ないと思います。
では、その野菜や果物は、どのような場所で育ち、どのように実を実らせ、どの部分を食べているのか。
成長する姿や、収穫されている様子は、スーパーだけでは学べません。
もっと言えば、図鑑や動画で見ることは出来ても、「体験」は出来ないのです。
子供たちに体験してほしい
そう思った私は、早速いちご狩りを開始しました。
しかし、それだけでは「収穫」だけ。まだ足りない。なら、苗を植えるところから、子供たちに体験してもらおう!
そして、いちごの成長を見てもらい、最後に収穫し食べる!これを思いついたのは、奇しくも「食育」が話題となっていた時期の話でした。
これから地域の施設イベントとして、いちごの苗植え体験をしてもらおう。
他にも、農業をやってみたい人を応援できる場所を作ったら面白いんじゃないか?
そうして、暁いちご農園が様々な体験を提供するようになっていきます。
農業エンタメの誕生
少し前は、いちごのことしか知らなった僕。
今はお米を作ったり、皆様への場所の提供を考えたことをきっかけに、いろんな野菜や果物に触れる機会が増えました。
子供たちに農業体験をしてもらって、そこで作った野菜を食べられるカフェがあったら、地域活性化にもつながるかも!
それが暁いちご農園の大きな夢となりました。
もちろん莫大な費用が必要です。
でも、夢を叶える姿って、やっぱりエンターテインメントだ。
そう思ったときに、「農業エンタメ」の言葉が生まれました。
暁いちご農園そのものを、エンタメにして楽しんでもらう。子供たちに農業体験をエンタメとして提供する。
いちご狩りに来てくれた人に、美味しいいちごに負けないくらいの、エンタメを提供する。
暁いちご農園の目指す「農業エンタメ」
ぜひご期待ください。